Monthly Archives: 2月 2013
Henry James・著『ねじの回転』土屋政雄・訳
小説というのは、うそっこのはなしを、ほんとうらしく語ること、なわけですが、『ねじの回転』においてヘンリー・ジェイムズは、ほんとうらしさの演出を二重三重に … Continue reading
高遠弘美訳『失われた時を求めて』
『失われた時を求めて 』は マルセル・プルーストによって20世紀初頭に書かれた長い長い小説です。 どれくらい長いかというと、邦訳は14巻なのですが、光文 … Continue reading
小川洋子・著『ことり』
冒頭、小鳥の小父さんと呼ばれた1人の老人の遺体が発見されます。 遺体は鳥籠を抱えており、鳥籠には一羽の小鳥が。 そして、小鳥の小父さんの子供の頃にさかの … Continue reading