Tag Archives: 小川洋子
小川洋子、クラフト・エヴィング商會・著『注文の多い注文書』
その街区は都会の中の引き出しの奥のようなところにありました。 表紙を開くと、まず一文書かれています。 目次よりも先です。 小川洋子がクラフト・エヴィング商會をたずねてゆくところのようです。 見れば、その看 … Continue reading
小川洋子・著『いつも彼らはどこかに』
小川洋子の短編集で、帯には連作とありますが、8つの短編は全て独立していて、ストーリーや登場人物が重なるということはありません。 それでいて、8つの作品は … Continue reading
小川洋子・著『原稿零枚日記』
不思議な小説です。恥ずかしながら、私は当初エッセイだと思って読み始めました。 タイトルが示す通り、日記形式で綴られていて、冒頭に目次がないのです。してや … Continue reading